メッツがサヨナラでパイレーツ下す スキーンズは4勝目逃す
2025.5.13 11:48 Tuesday
【パイレーツ3-4xメッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月13日、ナ・リーグ東地区首位のメッツは中地区最下位のパイレーツ、そしてそのエース右腕ポール・スキーンズを迎え撃ち、今日から3連戦がスタート。スキーンズは6回1失点の好投を見せ、勝利投手の権利を保持していたものの、その後メッツが逆転に成功する。ただ、パイレーツも食い下がり、最終回に3対3の同点に。9回裏にメッツはピート・アロンソのサヨナラ犠牲フライで勝ち越し、4対3でサヨナラ勝利を決めた。
パイレーツの先発はポール・スキーンズ。スキーンズは今季ワーストタイの9空振りと、空振りは比較的少なかったものの、堅実にゲームメイク。3四球を与えて6安打を浴びたが、6つのゴロアウトと6つの奪三振で要所を締めた。4回にジェフ・マクニールにタイムリー二塁打を浴びたが、失点はその1点のみに抑え、6回1失点でマウンドを降りた。
一方のメッツ先発のデービッド・ピーターソンも好投を披露。こちらは速球系とカーブを中心に17個の空振りを奪い、7奪三振をマーク。2回にアイゼイア・カイナー=ファレファにソロ本塁打を被弾して1失点、さらに6回に先頭打者に四球を与えた降板しすると、後続の併殺崩れの間にその走者が還り、2失点目が付いた。ピーターソンは6回2失点の内容だった。
パイレーツが2対1とリードして迎えた7回裏、メッツは内野ゴロとピート・アロンソのタイムリーで逆転。3対2とリードして逃げ切りを図った9回、メッツは一死2・3塁のピンチを背負うと、キブライアン・ヘイズのゴロ打球を三塁手ルイスアンヘル・アクーニャが弾いて同点の走者が生還してしまう(記録は安打)。しかし、後続を併殺に打ち取り、勝ち越し点は防いだ。
同点で迎えた9回裏、メッツは失策から走者を出すと、フアン・ソトが安打でチャンスを拡大し、続くアロンソがサヨナラ犠牲フライ。三塁走者は悠々とサヨナラのホームを踏み、メッツが4対3でシーソーゲームを制した。