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投打かみ合いカブスがマーリンズ下す 鈴木誠也は10号2ラン

2025.5.13 11:19 Tuesday

【マーリンズ2-5カブス】@リグレー・フィールド

 日本時間5月13日、ナ・リーグ中地区首位のカブスは東地区最下位のマーリンズとの3連戦がスタート。その初戦は鈴木誠也の10号2ランを含む5得点、そして無傷の3勝目を挙げた先発コリン・レイの好投によってカブスが勝利した。一方のマーリンズは先発のカル・クアントリルが崩れて4敗目(2勝)を喫している。

 カブスの先発がレイ、マーリンズの先発がクアントリルとベテランの両先発で始まったこの試合は、4回まで互いに無得点。しかし5回裏、カブスは無死2塁からダンズビー・スワンソンが9号2ランを放ち、口火を切る。そして二死3塁となってからカイル・タッカーがタイムリー三塁打で続いて3点目。そしてタッカーを三塁に置いた状態で、3番の鈴木誠也が打席に入る。

 鈴木は2番手アンソニー・ベネジアーノの真ん中の4シームを捉え、左中間に10号2ラン本塁打。打球速度約172キロ、飛距離約126メートルの会心の一撃だった。

 カブスの先発レイは6回まで無失点の好投。7回に二死1塁からデレック・ヒルに2ラン本塁打を浴びて降板したが、今日もクオリティスタートを記録した。6回2/3を2失点4三振の好投を見せたレイはシーズン防御率を2.48に下げ、故障者続出のカブスの先発ローテにとって救世主であり続けている。

 カブスはその後を無失点で繋ぎ、マーリンズに5対2で勝利。中地区では2位カージナルスが快進撃を見せ、カブスに肉薄している。カージナルスは今日も連勝を9に伸ばしたが、カブスも勝利したことで差は1ゲームから縮まらなかった。

 また、鈴木誠也は「3番・左翼」でスタメン出場。3打数1安打2打点1四球1三振の内容だった。10号2ランを放って、デビューから4年連続で2ケタ本塁打に到達し、今季成績は打率.245、OPS.816に向上した。


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