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ドジャース・山本由伸がナ・リーグのサイ・ヤング賞1番手に

2025.5.13 16:03 Tuesday

 日本時間5月13日、米公式サイト「MLB.com」は今季1回目のサイ・ヤング賞模擬投票の結果を発表した。今回の投票には同サイトの有識者37人が参加し、今季ここまでの成績だけでなく、今後の各投手のパフォーマンスも予想しながら1位から5位までを選出。それを1位=5ポイント、2位=4ポイント、3位=3ポイント、4位=2ポイント、5位=1ポイントで集計し、各リーグのトップ5が発表された。

 ア・リーグは昨季の受賞者であるタリック・スクーバル(タイガース)が19人から1位票を集め、総ポイント数でもトップとなった。今季はここまで8試合に先発して47回2/3を投げ、4勝2敗、防御率2.08、60奪三振をマーク。直近6先発では50奪三振に対してわずか与四球1と支配的なピッチングを見せている。

 2位は13人から1位票を獲得したマックス・フリード(ヤンキース)、3位は3人から1位票を獲得したギャレット・クローシェ(レッドソックス)、4位は2人から1位票を獲得したハンター・ブラウン(アストロズ)、5位にはネイサン・イオバルディ(レンジャーズ)がランクイン。このほか、コール・レイガンズ(ロイヤルズ)、ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)らにも票が入った。

 ナ・リーグは山本由伸(ドジャース)が22人から1位票を集め、総ポイント数でもトップに立った。今季はここまで8試合に先発して45イニングを投げ、4勝3敗、防御率1.80、53奪三振をマーク。現時点では最有力候補に挙げられているが、実際に受賞できるかどうかは投球の「質」(防御率など)を維持しつつ、「量」(主に投球イニング数)をどこまで増やせるかがポイントとなっていきそうだ。

 それ以外の1位票は大きく割れており、ザック・ウィーラー(フィリーズ)が4票、ポール・スキーンズ(パイレーツ)とローガン・ウェブ(ジャイアンツ)が3票、ハンター・グリーン(レッズ)が2票、ヘスス・ルザード(フィリーズ)、マイケル・キング(パドレス)、グリフィン・キャニング(メッツ)が各1票を獲得。総ポイント数では2位スキーンズ、3位ウェブ、4位タイがグリーンとウィーラーとなり、ニック・ピベッタ(パドレス)、千賀滉大(メッツ)らにも票が入った。


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