English Español 韓国語

カーショウの復帰登板が決定 佐々木朗希の次回登板は不透明

2025.5.14 10:12 Wednesday

 ドジャースのレジェンド左腕、クレイトン・カーショウの今季初登板が正式に決まった。デーブ・ロバーツ監督はオフシーズンに左ひざと左足親指の手術を受けて出遅れているカーショウについて、日本時間5月18日のエンゼルス戦に先発させる予定であることを公表。マイナーAAA級での最後のリハビリ登板から中5日のマウンドとなるが、37歳のレジェンド左腕はどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

 カーショウはサイ・ヤング賞3度の実績を誇り、17年間のメジャー生活で通算212勝94敗、防御率2.50、2968奪三振を記録しているレジェンド左腕。しかし、規定投球回をクリアしたのは2019年が最後であり、近年は相次ぐ故障の影響で稼働率が低下している。昨季は自己最少の7試合しか投げられず、2勝2敗、防御率4.50、24奪三振と不本意な成績に終わった。

 カーショウの復帰は先発投手陣に故障者が続出しているドジャースにとって、最高のタイミングだと言える。故障者リスト入りしているブレイク・スネルとタイラー・グラスナウは戦列復帰の見込みが立っておらず、日本時間5月16日のアスレチックス戦で先発が予定されていた佐々木朗希は「腕の痛み」によって次回登板が不透明に。当初、中6日で日本時間5月19日のエンゼルス戦に先発することが予想されていたカーショウの復帰が1日早まったのは、佐々木の状態も影響しているのだろう。

 佐々木が故障者リスト入りするかどうかは現時点では不明だが、佐々木に大きな問題がなかった場合、ドジャースは山本由伸、佐々木、ダスティン・メイ、トニー・ゴンソリン、カーショウ、ランドン・ナックの6人で先発ローテーションを形成することになる。苦しい台所事情であることに変わりはなく、37歳のレジェンド左腕にかかる期待は大きい。


spotvnow