ドジャースが佐々木朗希の故障者リスト入りを発表 右肩不調
2025.5.14 10:55 Wednesday
日本時間5月14日、ドジャースは佐々木朗希を15日間の故障者リストに登録したことを発表した。右肩の不調(インピンジメント症候群)が原因となっている。佐々木に代わり、右腕J・P・ファイアライゼンがメジャー昇格。レジェンド左腕のクレイトン・カーショウの戦列復帰が決まり、ようやく先発投手6人が揃うとみられていたドジャースだが、佐々木の離脱でまたしても先発のコマが足りなくなってしまった。
現在23歳の佐々木はメジャー1年目の今季、ここまで8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72を記録。34回1/3を投げて被打率.225に抑えている一方、三振を24個しか取れていないなど、本領を発揮しているとは言い難いシーズン序盤となっている。デーブ・ロバーツ監督は佐々木が「腕の痛み」を訴えていることを明かしていたが、最終的には故障者リスト入りという措置が取られることになった。
現在32歳のファイアライゼンは今季の開幕をダイヤモンドバックスのマイナーで迎え、4月中旬にメジャー昇格。しかし、2試合で0勝1敗、防御率9.00と結果を残せず、4月下旬には戦力外となった。その後、ウエーバーでドジャースへ移籍し、昨年以来の古巣復帰を果たしたが、移籍後初登板で敗戦投手に。1試合に投げただけでマイナー降格となっていたが、佐々木の離脱によってメジャーに呼び戻されることになった。