ブレーブスが待望の５割復帰　同地区ナショナルズに逆転勝利

2025.5.14 11:06 Wednesday

【ナショナルズ２－５ブレーブス】＠トゥルイスト・パーク

　日本時間５月14日、ブレーブスは本拠地トゥルイスト・パークでのナショナルズ４連戦の２戦目を迎え、５対２で逆転勝利。開幕７連敗スタートとなった今季だが、ついに借金を完済して５割復帰を果たした。ブレーブス先発のスペンサー・シュウェレンバックが７回４安打２失点で２勝目（３敗）を挙げ、３番手のピアース・ジョンソンは今季初セーブを記録。ナショナルズ２番手のブラッド・ロードは５敗目（１勝）を喫した。

　ＣＪ・エイブラムスの５号先頭打者アーチで先制されたブレーブスは、４回表二死２塁からアメッド・ロサリオのタイムリーで追加点を奪われ、２点を追う展開に。しかし、直後の４回裏一死からマーセル・オズナがヒットで出塁すると、新人捕手ドレイク・ボールドウィンが４号２ランを放ち、同点に追いついた。

　５回裏にはナショナルズ２番手のロードからチャンスを作り、オースティン・ライリーのタイムリーで勝ち越しに成功。６回裏にイーライ・ホワイトのタイムリー、８回裏にもオジー・オルビーズのタイムリーで追加点を奪い、５対２で勝利して５割復帰を果たした。

　逆転勝利の立役者となったのは「５番・捕手」でスタメン出場した新人ボールドウィン。４号同点２ランを含む４打数３安打２打点３得点という見事な活躍だった。開幕ロースターに抜擢された今季はここまで25試合に出場して打率.329、４本塁打、11打点、OPS.939の好成績をマーク。24歳の若手捕手がチームにとって貴重な戦力となっている。