タイガース・バイエズ 逆転3ラン&サヨナラ3ランの大暴れ
2025.5.14 11:48 Wednesday
【レッドソックス9-10xタイガース】延長11回@コメリカ・パーク
日本時間5月14日、ア・リーグ最高勝率を誇るタイガースは本拠地コメリカ・パークでのレッドソックス3連戦の2戦目を迎え、延長11回までもつれた熱戦の末に10対9で逆転サヨナラ勝ち。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。タイガース7番手のボー・ブリスキーが今季初勝利(1敗)をマーク。レッドソックス7番手のグレッグ・ワイサートは今季初黒星(1勝)を喫した。
初回にライリー・グリーンのタイムリーで先制したタイガースは、2回表にカルロス・ナルバエスのタイムリーで追いつかれたものの、3回裏に相手のミスで勝ち越し。4回表にアレックス・ブレグマンの10号ソロで再び同点となったが、4回裏にスペンサー・トーケルソンが11号ソロを放ち、3対2と勝ち越しに成功した。
5回表に2本のタイムリーで逆転されたものの、6回裏二死1・2塁のチャンスで9番打者のハビアー・バイエズが4号逆転3ラン。しかし、タイガースは逃げ切ることができず、8回表にデービッド・ハミルトンの2号2ランで6対6の同点に追いつかれた。
試合は延長タイブレークに突入し、両軍が10回に1点ずつを取り合って11回へ。クリスチャン・キャンベルの5号2ランでリードを奪われたが、11回裏無死1・3塁の場面で打席に入った9番バイエズがレフトへの5号3ランを放ち、ひと振りでチームを逆転サヨナラ勝ちに導いた。
タイガースと6年1億4000万ドルの大型契約を結んだあと、3年続けて期待を裏切っていたバイエズだが、センターの守備にも挑戦している今季は復活のシーズンに。ここまで34試合に出場して打率.319、5本塁打、27打点、OPS.870の好成績を残し、かつての輝きを取り戻している。