新人ウィルソンがドジャース相手に大暴れ 大谷はノーヒット
2025.5.14 13:44 Wednesday
【アスレチックス11-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間5月14日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでのアスレチックス3連戦がスタート。その初戦は生きのいい若手が揃うアスレチックス打線の猛攻に遭い、1対11で大敗を喫した。アスレチックス先発のジェフリー・スプリングスは7回6安打1失点の好投を見せ、5勝目(3敗)をマーク。ドジャース先発のランドン・ナックは5回途中7安打5失点で今季初黒星(2勝)を喫した。
ドジャースは先発のナックが3回表一死2塁からアスレチックスの有望株ジェイコブ・ウィルソンに4号先制2ランを被弾。3回裏に1点を返したものの、5回表に再びウィルソンに5号2ランを浴び、ナックは二死1塁となったところで降板した。ロサンゼルス出身のウィルソンは地元で自身初となる1試合2本塁打を記録。その後も2安打を追加し、ア・リーグ新人王候補に挙げられる逸材が5打数4安打4打点の大暴れで自身の存在を大きくアピールした。
ドジャースはナック降板後、ローレンス・バトラーにタイムリー二塁打を浴びて5点を追う展開に。7回表に2点を追加されると、8回表には有望株ニック・カーツにメジャー初本塁打となる1号ソロを浴びた。8点ビハインドの9回表には野手登板のミゲル・ロハスを投入したが、ミゲル・アンドゥハーに3号ソロ、JJ・ブレデイに6号ソロと二者連続の被弾。1対11という屈辱の大敗となった。
ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席では四球を選んで出塁したものの、それ以降はライトライナー、セカンドゴロ、サードへのファウルフライで凡退。3打数ノーヒット1四球に終わった。連続試合安打は9でストップし、今季の打撃成績は打率.302、12本塁打、21打点、出塁率.406、OPS1.035となっている。