ジャッジ15号ソロが決勝弾に ヤンキースがマリナーズを破る
2025.5.15 12:10 Thursday
【ヤンキース3-2マリナーズ】@Tモバイル・パーク
日本時間5月15日、アーロン・ジャッジのメジャートップとなる15号ソロが決勝弾となり、ヤンキースは3対2でマリナーズを下した。ヤンキースは2点ビハインドの6回にジェイソン・ドミンゲスのタイムリー二塁打、7回にポール・ゴールドシュミットの5号ソロと1点ずつ追い上げ、8回にジャッジの決勝弾が飛び出した。ア・リーグ東地区首位のヤンキースは西地区首位マリナーズとの3連戦に2勝1敗で勝ち越し。ア・リーグ2位の25勝18敗にチーム成績を伸ばした。
マリナーズの先発がルイス・カスティーヨ、ヤンキースの先発がウィル・ウォーレンで始まったこの試合は、両先発の好投で接戦に。カスティーヨは、初回の先頭打者の本塁打性の打球を中堅手フリオ・ロドリゲスが奪い取るスーパープレーもあり、5回までヤンキース打線を無失点に抑える。
試合は3回に均衡が破れた。3回、二死満塁のチャンスから1番ロドリゲスがタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。援護を受けたカスティーヨだったが6回、先頭のジャッジを今日2回目の三振に打ち取るも、そこからピンチを招く。ヤンキースは二死から5番アンソニー・ボルピーと6番ドミンゲスが連続で二塁打を放ち、1点を返した。
ヤンキース打線はその後も反撃を続け、7回には代打ゴールドシュミットが5号同点ソロ。そして8回、先頭のジャッジが低めのスライダーを捉え、左中間へ弾丸のような一発を突き刺した。打球速度約189キロ(117.7マイル)は今季のジャッジの打球のなかで最速、そして飛距離約133メートル(433フィート)は今季2位だった。ジャッジは今季15本目の本塁打を放ち、フィリーズのカイル・シュワーバーと並んでメジャートップを維持している。
ジャッジの勝ち越し弾が飛び出したヤンキースは、4投手の継投リレーを守護神ルーク・ウィーバーが締めくくり、3対2でマリナーズを退けた。