パドレスがエンゼルス３連戦に勝ち越し　ボガーツ先制３ラン

【エンゼルス１ー５パドレス】＠ペトコ・パーク

　日本時間５月15日、先発ランディ・バスケスの好投に助けられ、パドレスは５対１でエンゼルスを破った。バスケスは６回１失点と安定した投球を見せ、今季３勝目（３敗）をマーク。打線もザンダー・ボガーツの先制３ランでそれを援護し、エンゼルス３連戦に２勝１敗で勝ち越した。一方のエンゼルスは先発のカイル・ヘンドリックスがクオリティスタートを記録しながら、援護がなく５敗目（１勝）を喫している。

　初回、パドレスはエンゼルス先発のカイル・ヘンドリックスから二死１・３塁のチャンスを作る。５番ザンダー・ボガーツはフルカウントからの９球目を捉え、レフトスタンドへ３号３ラン。３点をリードされたエンゼルスは２回、テイラー・ウォードが10号ソロを放ち、１点を返す。

　その後はエンゼルス先発のヘンドリックス、パドレス先発のランディ・バスケスがともに好投。ヘンドリックスは６回３失点のクオリティスタートでマウンドを降り、バスケスは６回１失点とそれを上回る好投を見せた。

　その後、パドレスも反撃を凌ぎ、エンゼルスも追加点を許さず、試合は２点差のまま終盤へ。しかし８回、パドレスは四球と失策からチャンスを作り、ブランドン・ロックリッジが２点タイムリー。大きな追加点が加わり、パドレスは５対１にリードを拡大した。

　パドレスは最終回を守護神ロベルト・スアレスが締めくくり、５対１でエンゼルスに勝利。最初の２戦は劇的な決着を見せたパドレスとエンゼルスの３連戦は、２勝１敗でパドレスに軍配が上がった。パドレスはこれでシーズン27勝15敗となり、ドジャースとのゲーム差は変わらず0.5となっている。