山本が好投で５勝目　大谷もリーグ３位の13号先制ソロで援護　

2025.5.15 13:47 Thursday

【アスレチックス３－９ドジャース】＠ドジャー・スタジアム

　日本時間５月15日、ドジャースの山本由伸がアスレチックス戦に先発登板し、５勝目をマーク。山本は６回３失点と試合を作り、ドジャース打線も大谷翔平の13号先制ソロやキム・ヘソンのキャリア初本塁打などでそれを援護した。６回にドジャースはミゲル・ロハスのタイムリー二塁打で決勝点を入れ、その後も追加点を加えて逃げ切った。山本はナ・リーグ２位の５勝目をマーク。大谷は４打数２安打だった。

　ドジャースは初回、１番大谷翔平が３球目のスライダーを捉え、ライトスタンドへ先制ソロ。ナ・リーグ３位の13号が飛び出し、ドジャースは先手を取った。続く２回にも先頭のアンディ・パヘスが７号ソロを放ち、ドジャースは２対０とリードを奪う。

　しかし、ドジャース先発の山本由伸は、３回二死１塁からタイラー・ソダーストロムに10号同点２ランを被弾。４回には一死１塁からミゲル・アンドゥハーに三塁線への二塁打を浴び、一塁走者シェイ・ランゲリアースが激走で勝ち越しのホームを踏んだ。ただ、２対３とリードされたドジャースも５回、９番キム・ヘソンがメジャー初本塁打を放ち、３対３の同点に。

　同点で迎えた６回、ドジャースは二死１塁から代打ミゲル・ロハスが右中間にタイムリー二塁打を放つ。中堅手が処理をもたつく間に一塁走者が生還し、ドジャースは待望の勝ち越し点を挙げた。１点リードで迎えた８回にも、ドジャースはムーキー・ベッツのタイムリー二塁打やマックス・マンシーの２号３ランで追加点を加え、そのままアスレチックスに９対３で勝利した。

　山本由伸は６回３失点６奪三振２四球４被安打の内容で、今季５勝目をマーク。今日はカッターを今季最多の13%の割合で投じた。山本のシーズン防御率は2.12となっている。

　ドジャースの大谷翔平は「１番・ＤＨ」でスタメン出場し、４打数２安打２得点。シーズン成績は打率.307、OPS1.055となっている。