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ロイヤルズに大きな痛手 レイガンズとルーゴが故障者リスト入り

2025.5.18 09:31 Sunday

 日本時間5月18日、ロイヤルズは左腕コール・レイガンズ(左股関節痛)と右腕セス・ルーゴ(右手薬指の捻挫)の2人を故障者リストに登録したことを発表した。レイガンズは前日の試合で左股関節を痛めて6回途中で降板。ルーゴは今日の試合で先発が予定されていたものの、登板を回避した。レイガンズは最短日数で復帰できる見込みだが、安定した先発投手陣がチームの戦いを牽引していただけに、左右のエース格の離脱はチームにとって大きな痛手となりそうだ。

 現在27歳のレイガンズは2023年途中のロイヤルズ移籍後に頭角を現した左腕。メジャー3年目の昨季は32試合に先発して186回1/3を投げ、11勝9敗、防御率3.14、223奪三振と飛躍を遂げた。今季もハイペースで三振を奪い、ここまで9試合に先発して45回2/3を投げ、2勝3敗、防御率4.53、72奪三振を記録していた。

 現在35歳のルーゴは主にリリーバーとして活躍してきたが、パドレスに移籍した2023年に先発転向。ロイヤルズに加入した昨季は33試合に先発して206回2/3を投げ、16勝9敗、防御率3.00、181奪三振という自己最高の成績でサイ・ヤング賞投票2位にランクインした。今季はここまで9試合に先発して56回2/3を投げ、3勝4敗、防御率3.02、42奪三振と引き続き安定した働きを見せていた。

 ロイヤルズはルーゴの代役として球団5位の有望株である左腕ノア・キャメロンをメジャーに昇格させ、今日の試合に先発させている。マット・クアトラーロ監督によると、レイガンズの代役はまだ決めておらず、ブルペンゲームで戦う可能性もあるようだ。今季リーグ2位の先発防御率を記録しているロイヤルズだが、エース格2人が同時に離脱というピンチを乗り越えることはできるだろうか。


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