ドジャースがエンゼルスに連敗 カーショウ5失点、大谷はノーヒット
2025.5.18 13:47 Sunday
【エンゼルス11-9ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間5月18日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでエンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の2戦目を迎え、一時は逆転に成功したものの、結局9対11で敗戦。あすの最終戦を残して3連戦の負け越しが決まった。エンゼルス3番手のリード・デトマーズが今季初勝利(2敗)を挙げ、5番手のケンリー・ジャンセンは8セーブ目を記録。ドジャース3番手のカービー・イェーツは痛恨の逆転弾を浴び、2敗目(3勝)を喫した。
ドジャースはメジャー18年目を迎えたレジェンド左腕クレイトン・カーショウが今季初登板。しかし、先頭のザック・ネトを空振り三振に仕留めたあと、ヒットと連続四球で満塁のピンチを招き、ローガン・オホッピーに2点タイムリーを浴びてしまう。二死後、新人マシュー・ルーゴにもタイムリー二塁打を浴び、3失点の立ち上がりとなった。
ドジャースは1回裏一死から連打でチャンスを作り、アンディ・パヘスがセンターへの9号3ランを放ってすぐさま同点に。ところが、カーショウは3回表先頭のテイラー・ウォードに勝ち越しの11号ソロを浴びると、4回裏にはネトの犠飛で追加点を奪われ、4回83球を投げて被安打5、奪三振2、与四球3、失点5という内容で降板した。
4回裏にキケ・ヘルナンデスの7号ソロで1点差としたドジャースは、6回裏無死1・2塁のチャンスで有望株ドルトン・ラッシングがライトへのタイムリー二塁打を放ち、5対5の同点に。ラッシングはこれがメジャー初打点となった。さらに相手投手の暴投で勝ち越しに成功し、無死1・3塁から大谷翔平の併殺打の間に1点を追加。ドジャースが7対5と試合をひっくり返した。
しかし、救援陣が踏ん張り切れなかった。7回表にノーラン・シャニュエルのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られると、デーブ・ロバーツ監督は3番手のイェーツを投入。だが、イェーツは一死1・3塁のピンチを招いたあと、オホッピーに逆転の10号3ランを浴び、さらに二死1・2塁となったところで右ハムストリングの張りを訴えてマウンドを降りた。
イェーツの後を受けてマウンドに上がった4番手のルイス・ガルシアがケビン・ニューマンにタイムリーを許し、ドジャースは7対10と3点のビハインドを背負うことに。7回裏二死1・2塁からラッシングのタイムリーで1点を返し、8回裏にはマックス・マンシーのタイムリーで1点差に詰め寄ったが、9回表にルーゴの3号ソロで突き放され、9対11でエンゼルスに敗れた。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場したが、空振り三振、センターライナー、空振り三振、ショートゴロ併殺打、セカンドゴロ、セカンドゴロで6打数ノーヒット。自身初の4試合連続アーチを達成することはできず、連続試合安打も3でストップした。なお、延長戦を含めると、2019年に1度だけ8打数ノーヒットがあるが、9イニングの試合での6打数ノーヒットは初めて。今季の打撃成績は打率.305、OPS1.071となっている。