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メッツ・千賀が6回3失点の力投も3敗目 防御率1.43はリーグトップ

2025.5.20 10:27 Tuesday

【メッツ1-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 日本時間5月20日、ドジャースと並んでリーグ最高勝率を誇るメッツは敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス3連戦がスタート。その初戦はロースコアの展開となったが、1対3で敗れた。レッドソックス2番手のジャスティン・ウィルソンが2勝目(0敗)を挙げ、5番手のアロルディス・チャップマンは7セーブ目を記録。メッツ先発の千賀滉大は6回100球を投げて被安打5、奪三振5、与四球3、失点3と力投したが、3敗目(4勝)を喫した。

 千賀は立ち上がりに四球や暴投も絡んで無死2・3塁のピンチを招き、アレックス・ブレグマンの内野ゴロの間に先制点を献上。その後、二死3塁までこぎつけたが、トレバー・ストーリーにタイムリー内野安打を許し、2点目を失った。2回裏にはジャレン・デュランのタイムリー三塁打で追加点を奪われたものの、それ以降は4回裏二死満塁のピンチを切り抜けるなど、レッドソックス打線にさらなる追加点を与えないピッチング。粘り強く投げ続け、打線の援護を待った。

 メッツ打線は3回表にタイロン・テイラーのタイムリーで1点を返したが、続く一死1・2塁のチャンスではフアン・ソトが痛恨の併殺打。5回表一死1・3塁の好機ではテイラーとフランシスコ・リンドーアが連続三振に倒れるなど、試合中盤以降も拙攻が目立ち、1対3でレッドソックス3連戦の初戦を落とした。

 千賀は102球を投げた前回登板に続き、2試合連続で100球の大台に到達。2試合連続で100球以上を投げたのは2023年以来2年ぶりとなった。今季3敗目を喫したものの、今日の6イニングを加えて再び規定投球回に到達し、防御率1.43でリーグトップに立っている。


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