カブスがリード守れず逆転サヨナラ負け 鈴木は4打数1安打1四球
2025.5.20 10:40 Tuesday
【カブス7-8xマーリンズ】@ローンデポ・パーク
日本時間5月20日、3連勝中のカブスは敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ3連戦がスタート。その初戦はリードを守れず、7対8で逆転サヨナラ負けを喫した。マーリンズ4番手のバレンテ・ベヨーゾが3回2安打無失点の好リリーフで今季初勝利(2敗)をマーク。カブス5番手のダニエル・パレンシアは1点リードの9回裏に起用されたが、逆転サヨナラ打を浴びて今季初黒星(0勝)となった。
ヘスス・サンチェスの2号ソロ、アグスティン・ラミレスの6号ソロと初回先頭からの二者連続アーチで2点を先制されたカブスは、4回表に反撃を開始。先頭のマイケル・ブッシュの二塁打から二死1・2塁のチャンスを作ると、ミゲル・アマヤが4号3ランを放ち、ひと振りで試合をひっくり返した。
5回裏に4本のタイムリーを浴びて3対6とリードを奪われたものの、直後の6回表に無死満塁の大チャンスが到来。ここでモイゼス・バレステロスとアマヤに連続タイムリーが飛び出して同点に追いつくと、さらに今日メジャー再昇格を果たしたばかりのマット・ショウが右中間へのタイムリー二塁打を放ち、7対6とリードを奪った。
ところが、9回裏に登板したパレンシアが誤算。簡単に二死を取ったものの、デレック・ヒルの二塁打、ハビアー・サノーハの四球で1・2塁のピンチに。ここでサンチェスに一塁線を破るタイムリー二塁打を浴び、二者が生還して逆転サヨナラ負けとなった。
カブスの鈴木誠也は「3番・左翼」でスタメン出場し、初回の第1打席でショートへの内野安打を記録。その後は空振り三振、サードゴロ、セカンドゴロで3打席凡退し、9回表の第5打席は四球を選んで出塁した。2試合ぶりのヒットを放ち、4打数1安打1四球で今季の打撃成績は打率.243、出塁率.299、OPS.807となっている。