オリオールズまた勝てず 泥沼の7連敗で今季ワーストの借金16
2025.5.20 11:26 Tuesday
【オリオールズ4-5ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間5月20日、6連敗中のオリオールズは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦がスタート。その初戦は一時同点に追いついたものの、4対5で惜敗し、泥沼の7連敗で今季ワーストの借金16となった。ブリュワーズ5番手のアブナー・ウリーベが2勝目(0敗)を挙げ、6番手のトレバー・メギルは7セーブ目を記録。オリオールズ4番手のイェニアー・カノーは決勝打を浴び、4敗目(0勝)を喫した。
ブランドン・ハイド監督を解任してチームを立て直そうとしているオリオールズだが、今日も勝てなかった。2回表にラモン・ローレアーノの6号ソロで先制したものの、直後の2回裏に先発のディーン・クレーマーが2本のタイムリーを浴びて3失点。5回裏にはウィリアム・コントレラスにタイムリー二塁打を浴び、1対4とリードを広げられた。
7回表一死から四球と二塁打で2・3塁のチャンスとなり、セドリック・マリンズの10号3ランで一気に同点としたが、オリオールズの反撃もここまで。8回表一死1・2塁の勝ち越し機で無得点に終わると、8回裏にはコントレラスに勝ち越しタイムリーを浴び、4対5で敗れた。
オリオールズはハイド監督の解任後も勝てない状況が続いており、トニー・マンソリーノ監督代行は就任後3戦3敗。今月に入って3失点以下に抑えた3試合はすべて勝利を収めているが、4失点以上の13試合はすべて敗れており、打線が本調子ではないなかで、投手陣がいかに失点を少なく抑えられるかがポイントとなっていくだろう。投手陣はルーキーの菅野智之とブルペンの一部を除いて総倒れ状態。この苦しい状況を打破するためにも救世主の出現が待たれるところだ。