フィリーズ逆転勝ちで首位浮上 シュワーバーは通算300本塁打を達成
2025.5.20 12:34 Tuesday
【フィリーズ9-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間5月20日、3連勝中のフィリーズは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦がスタート。その初戦は試合終盤に打線が奮起して9対3で逆転勝利を収め、4連勝でナ・リーグ東地区の首位に浮上した。フィリーズ2番手のジョー・ロスが2勝目(1敗)をマーク。ロッキーズ3番手のセス・ハルバーセンは二死しか取れず5安打4失点と炎上し、今季初黒星(0勝)を喫した。
クリストファー・サンチェス(フィリーズ)とカイル・フリーランド(ロッキーズ)の左腕対決となった一戦は、初回にエゼキエル・トーバーの2号ソロでロッキーズが先制。3回裏にはトーバーがタイムリーを放ち、2点のリードを奪った。
フィリーズは5回表にブライス・ハーパーのタイムリーで1点を返したが、6回裏にブレントン・ドイルのタイムリー二塁打で追加点を奪われ、再び2点ビハインドに。しかし、7回表にハーパーの犠飛で1点差に詰め寄ると、8回表にはアレック・ボームの3号2ランで逆転に成功し、さらにトレイ・ターナーの2点タイムリー二塁打で6対3とリードを広げた。
9回表にはカイル・シュワーバーの16号ソロとエドムンド・ソーサの1号2ランで3点を追加してダメ押し。なお、シュワーバーはこの一打で通算300本塁打を達成し、今季の本塁打王争いでも一時的に大谷翔平(ドジャース)と並んでメジャートップに浮上した。通算300本塁打はジャンカルロ・スタントン、マイク・トラウト、ポール・ゴールドシュミット、フレディ・フリーマン、アーロン・ジャッジらに次ぐ現役11人目の快挙となっている。