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先発投手と監督が退場もRソックス勝利 7投手の4安打完封リレー

2025.5.21 11:21 Wednesday

【メッツ0-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

 日本時間5月21日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでのメッツ3連戦の2戦目を迎え、2対0で完封勝利。先発のウォーカー・ビューラーとアレックス・コーラ監督が退場するアクシデントがあったものの、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、勝率5割復帰を果たした。レッドソックス3番手のギャレット・ウィットロックが2勝目(0敗)を挙げ、7番手のアロルディス・チャップマンは8セーブ目を記録。メッツ先発のクレイ・ホームズは6回4安打2失点の好投も援護に恵まれず3敗目(5勝)を喫した。

 レッドソックスは約1ヶ月ぶりの戦列復帰を果たしたビューラーが今季7度目の先発登板。ところが、3回表一死1塁の場面でフアン・ソトに対して投じた完全なストライク投球を「ボール」と判定されたことに対して暴言を吐き、退場を命じられてしまう。コーラ監督もこのときに退場となり、レッドソックスは先発投手と監督が不在という緊急事態になった。

 しかし、両軍無得点で迎えた5回裏にカルロス・ナルバエスの5号ソロとラファエル・デバースの10号ソロで2点を先制。この2点をビューラーからブレナン・バーナーディーノ、ウィットロック、ジャスティン・ウィルソン、グレッグ・ワイサート、ジャスティン・スレイテン、チャップマンとつなぐ7人のリレーで守り抜き、4安打完封リレーで勝利した。

 レッドソックスはこれで今季25勝25敗となり、勝率5割復帰。主砲デバースは直近30試合で打率.327、9本塁打、30打点、OPS1.098という素晴らしい活躍を見せており、新加入のアレックス・ブレグマンとともに打線を牽引している。2021年以来4年ぶりのポストシーズン進出に向け、チーム全体としてもここからさらに勢いに乗っていきたいところだ。


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