マリナーズがシーソーゲームを制す　タベラスの２号２ランで逆転勝ち

2025.5.22 06:50 Thursday

【マリナーズ６－５ホワイトソックス】＠レイト・フィールド

　日本時間５月22日、マリナーズは敵地レイト・フィールドでのホワイトソックス３連戦の最終戦を迎え、シーソーゲームの末に６対５で逆転勝利。ホワイトソックス３連戦を２勝１敗の勝ち越しで終え、今季最多タイの貯金８となった。マリナーズ２番手のケーシー・レグミナが４勝目（１敗）を挙げ、４番手のアンドレス・ムニョスはメジャー単独トップの16セーブ目を記録。ホワイトソックス５番手のマイク・バシルは２敗目（２勝）を喫した。

　マリナーズは初回先頭からの二者連続四球で無死１・２塁のチャンスを迎え、フリオ・ロドリゲスの９号３ランで先制。３回裏にティム・エルコの３号ソロで１点を返され、４回裏にはレニン・ソーサの４号２ラン、ジョシュア・パラシオスの２号ソロと二者連続アーチで逆転を許したが、６回表にカル・ローリーがリーグトップに並ぶ16号ソロを放ち、４対４の同点に追いついた。

　７回裏にチェイス・マイドロスのタイムリーで勝ち越されたものの、８回表先頭のラウディ・テレズがヒットで出塁し、続くレオディ・タベラスが右中間への２号逆転２ラン。１点のリードを３番手のカルロス・バルガスから守護神ムニョスにつなぐリレーで守り抜き、６対５で勝利した。

　現在26歳のタベラスは今月上旬にレンジャーズからウエーバー公示され、同地区のマリナーズに移籍した外野手。移籍後３試合連続で安打と打点を記録する好スタートを切ったあと、９試合でわずか３安打と失速していたが、ようやく飛び出した移籍後初アーチが貴重な決勝打となった。2023年にはレンジャーズの正中堅手として球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した実力者であり、移籍後初アーチをきっかけに、ここから上昇気流に乗っていきたいところだ。