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レッズがハンプソンとメジャー契約 俊足のユーティリティ・プレーヤー

2025.5.24 08:11 Saturday

 日本時間5月24日、レッズはダイヤモンドバックスを退団してFAとなっていたギャレット・ハンプソンとメジャー契約を結んだことを発表した。レッズはハンプソンに対し、在籍日数に応じてメジャー最低保証年俸(76万ドル)を日割り計算で支払うことになる(今季の年俸150万ドルの大部分はダイヤモンドバックスが負担)。ハンプソンはアクティブ・ロースターに登録され、若手外野手のリース・ハインズがマイナーAAA級ルイビルに降格となった。

 現在30歳のハンプソンは二塁を中心に内外野の複数のポジションを守ることができるユーティリティ・プレーヤー。ロッキーズ時代にはレギュラーとして起用されていた時期もあるが、近年は便利屋としてマーリンズ(2023年)、ロイヤルズ(2024年)と複数の球団を渡り歩いてきた。

 今季はダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、開幕前にメジャー昇格。しかし、18試合で打率.167、0本塁打、0打点、2盗塁、OPS.526とほとんどインパクトを残すことができず、今月中旬にDFAとなった。テリー・フランコーナ監督はハンプソンを獲得した狙いについて「捕手を3人登録しているから、より使い勝手のいい選手が必要だった」と話している。

 現在24歳のハインズは昨季メジャーデビューしたばかりの外野手。今季はマイナーAAA級で開幕を迎え、今月上旬にメジャー昇格を果たしたが、7試合で打率.158、2本塁打、3打点、OPS.726にとどまっていた。


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