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ガーディアンズに痛手 昨季13勝の右腕ライブリーが右ひじ手術へ

2025.5.24 08:53 Saturday

 日本時間5月24日、ガーディアンズは先発ローテーションの一角を担う右腕ベン・ライブリーが右ひじの内側側副靭帯を修復する手術を受ける予定であることを発表した。手術はキース・マイスター医師によって近日中に行われ、復帰までに12~16ヶ月を要する見込みとなっている。ライブリーは日本時間5月13日のブリュワーズ戦で3イニングを投げただけで降板。右前腕の炎症を訴えていたが、翌日には屈筋腱を痛めていることが判明し、最終的には手術を受けることが決まった。

 先発ローテーションの一角として堅実な働きを見せていたライブリーの離脱はガーディアンズにとって小さくない痛手となるだろう。現在33歳のライブリーは2019年シーズンを最後にメジャーの舞台から姿を消し、2020~21年は韓国球界でプレー。2022年にレッズのマイナーで米球界復帰を果たし、2023年には4年ぶりとなるメジャーの舞台で4勝を挙げた。

 ガーディアンズに加入した昨季は29試合に先発して自己最多の151イニングを投げ、13勝10敗、防御率3.81、118奪三振を記録。故障者が続出した先発ローテーションをタナー・バイビーとともに支え、チームの勝ち頭となった。今季もここまで9先発で2勝2敗、防御率3.22とまずまずの働き。日本時間4月20日のパイレーツ戦では剛腕ポール・スキーンズとの投げ合いを制し、今季初勝利を挙げた。

 今季のガーディアンズはバイビー、ライブリー、ルイス・L・オルティス、ギャビン・ウィリアムス、ローガン・アレンの5人が先発ローテーションを形成。なお、ライブリーの離脱後は若手右腕のスレイド・セコーニがメジャー昇格を果たし、先発ローテーションに名を連ねている。


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