ドジャースが延長13回の激闘を制して３連勝　大谷５打数１安打１四球

2025.5.24 14:02 Saturday

【ドジャース７－５メッツ】延長13回＠シティ・フィールド

　日本時間５月24日、ドジャースは敵地シティ・フィールドでのメッツ３連戦がスタート。その初戦は１時間38分の雨天中断があっただけでなく延長13回までもつれる長丁場の戦いとなったが、７対５で勝利して３連勝となった。ドジャース８番手のルイス・ガルシアが勝利投手となり、２勝目（０敗）をマーク。メッツ９番手のワスカル・ブラゾバンは今季初黒星（３勝）を喫した。

　クレイトン・カーショウ（ドジャース）とグリフィン・キャニング（メッツ）の投げ合いで始まった一戦は、３回表二死２・３塁となったところで雨天中断となり、両先発とも降板。試合再開後、ドジャースは二死満塁とチャンスを広げ、ウィル・スミスとテオスカー・ヘルナンデスの連続タイムリーで３点を先制した。

　直後の３回裏にブレット・ベイティの６号ソロで１点を返され、４回裏にはピート・アロンソの犠飛で１点差となったが、５回表二死１・２塁からマックス・マンシーとアンディ・パヘスの連続タイムリーで２点を追加。ところが、クローザーのタナー・スコットがリードを守れず、９回裏一死１・２塁からジェフ・マクニールの２点タイムリー三塁打とタイロン・テイラーのタイムリーで５対５の同点に追いつかれた。

　タイブレーク突入後は両軍とも拙攻を繰り返し、５対５のまま試合は延長13回へ。ドジャースは13回表にテオスカーのタイムリー二塁打とパヘスの犠飛で２点を勝ち越し、その裏のメッツの攻撃を三者凡退に抑え、７対５で勝利した。

　ドジャースの大谷翔平は「１番・ＤＨ」でスタメン出場して５打数１安打１四球。３回表の第２打席で四球を選んで出塁し、テオスカーのタイムリーで２点目のホームを踏んだが、９回表の第５打席でライトへのヒットを放ったあとは二塁への盗塁に失敗した。２試合ぶりのヒットを記録し、今季の打撃成績は打率.302、出塁率.397、OPS1.040となっている。