ア西地区首位攻防戦 バルデスの好投でアストロズがマリナーズを下す
2025.5.25 09:52 Sunday
【マリナーズ1-2アストロズ】@ダイキン・パーク
日本時間5月25日、マリナーズとアストロズによる4連戦の第3戦は、投手陣の活躍でアストロズが勝利。シリーズ戦績を2勝1敗とし、ア・リーグ西地区2位のアストロズが同首位のマリナーズに2.5ゲーム差に詰め寄っている。アストロズは先発のフランバー・バルデスが6回1失点の好投で今季4勝目(4敗)をマーク。マリナーズの先発ブライアン・ウーは6回2失点(自責なし)の好投を見せたが、援護に恵まれず2敗目(5勝)を喫している。
アストロズは初回、二死1塁から4番クリスチャン・ウォーカーが放った投手ゴロを、マリナーズ先発のウーが一塁に悪送球。その間に一塁走者ホセ・アルトゥーベが好走塁で本塁を陥れ、先制点を手にした。そして二死2塁となってから、二塁手レオ・リバスの失策でアストロズは2点目を追加する。
アストロズ先発のバルデスは2回、ランディ・アロザレーナの三塁打から1点を失ったものの、そこから本塁を踏ませることはなかった。6回を投げて101球、ストライクは55球で4与四球と、マリナーズ打線はバルデスの投球をよく選んだ。しかし、決め球のカーブを有効に用い、5三振を奪って、失点はわずか1。バルデスは開幕の不調を乗り越え、4戦連続でクオリティースタートをマークしている。
また、アストロズはベネット・ソーサ、ブライアン・アブレイユ、ジョシュ・ヘイダーの継投リレーも完璧にハマり、わずか1点のリードを守り抜いた。アストロズとマリナーズの4連戦は、今日を終えてアストロズが2勝1敗。明日の最終戦のマッチアップは、アストロズが新人のコルトン・ゴードン、マリナーズがベテランのルイス・カスティーヨと、マリナーズに分がある。シリーズ負け越しを避ける上でも、アストロズにとって大きな勝利だった。