ヤンキース辛勝で今季最多の貯金12 ジャッジは今季25度目のマルチ安打
2025.5.26 11:30 Monday
【ヤンキース5-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間5月26日、ヤンキースは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、一時逆転されるなど苦しみながらも5対4で辛勝。ロッキーズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、今季最多の貯金12となった。ヤンキース3番手のマーク・ライターJr.が3勝目(3敗)を挙げ、5番手のルーク・ウィーバーは8セーブ目を記録。敗れたロッキーズは今季ワーストの借金35となり、先発のアントニオ・センザテラは5回途中6安打4失点で9敗目(1勝)を喫した。
1回表にアーロン・ジャッジのヒットなどでチャンスを作り、コディ・ベリンジャーの内野ゴロの間に1点を先制したヤンキースだったが、直後の1回裏に先発のウィル・ウォーレンが無死満塁のピンチを招き、暴投で得点を与えるなど2失点。しかし、2回表先頭のアンソニー・ボルピーが三塁打でチャンスメイクし、J・C・エスカラのタイムリー二塁打で2対2の同点とした。
雨天中断もあってウォーレンが4回2安打2失点で降板したあと、ヤンキースは5回表一死1・2塁のチャンスでジャッジがレフトへのタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。さらに一死満塁からジェイソン・ドミンゲスの犠飛でリードを広げた。
6回裏にブレントン・ドイルのタイムリー二塁打で1点差となったが、8回表にエスカラのタイムリーで貴重な追加点。5対3と2点リードで迎えた9回裏に抑えのウィーバーがミッキー・モニアックに4号ソロを浴びて再び1点差となったものの、最後は一死1・2塁のピンチをしのぎ、5対4で勝利した。
ヤンキースのジャッジは「3番・右翼」でスタメン出場し、4打数2安打1打点1四球の活躍。開幕52試合目で早くも今季25度目のマルチ安打となった。打率は試合前の.395から.397へ上昇。打率はもちろんメジャー1位、18本塁打もメジャー1位タイ、47打点はリーグトップに1差の2位となっており、今季こそ三冠王の偉業を成し遂げるかもしれない。