ドジャース・山本が6回2失点で6勝目 大谷はメジャー単独トップの19号
2025.5.27 10:02 Tuesday
【ドジャース7-2ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間5月27日、ドジャースは敵地プログレッシブ・フィールドでのガーディアンズ3連戦がスタート。その初戦は山本由伸の好投、大谷翔平の先頭打者アーチと日本人選手の投打にわたる活躍もあり、7対2で勝利を収めた。山本は6回3安打2失点で6勝目(3敗)を挙げ、ガーディアンズ先発のギャビン・ウィリアムスが5回途中4安打4失点で3敗目(4勝)。大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、3打数1安打1打点2四球だった。
負ければ3連敗となるドジャースはエース・山本がガーディアンズ3連戦の初戦に先発。山本がマウンドに立つ前の1回表、大谷はガーディアンズ先発のウィリアムスが投じた初球をとらえ、2試合連続の先頭打者アーチ、そして本塁打王争いのメジャー単独トップに立つ19号先制ソロをライトスタンドに叩き込んだ。
山本が1回裏を三者凡退に抑えると、2回表にアンディ・パヘスのタイムリーで2点目。山本は3回裏に一死2・3塁のピンチを招き、スティーブン・クワンの内野ゴロの間に1点を失ったが、ドジャースは5回表にテオスカー・ヘルナンデスのタイムリーとマックス・マンシーの犠飛で2点、6回表にもムーキー・ベッツのタイムリーで1点を追加し、好投を続けるエース・山本を援護した。
山本は6回裏先頭のクワン、次打者ボー・ネイラーから二者連続三振を奪ったあと、ホセ・ラミレスに二塁打を許してピンチを招き、カイル・マンザードのタイムリーで2点目を献上。しかし、88球で6イニングを投げ抜き、被安打3、奪三振7、与四球2、失点2という内容で今季の防御率は1.97(リーグ2位)となった。
ドジャースは7回以降、アレックス・ベシア、タナー・スコット、ルイス・ガルシアとつないでガーディアンズの反撃をシャットアウト。9回表にウィル・スミスの5号ソロでダメ押しして7対2で勝利し、山本には今季6勝目が記録された。
大谷は19号先頭打者アーチ、空振り三振、四球、四球、キャッチャーへのファウルフライで3打数1安打1打点2四球。2試合連続(今季5本目)の先頭打者アーチで2試合連続安打とし、今季の打撃成績は打率.295、出塁率.392、OPS1.040となっている。