鈴木誠也が3年ぶり2度目の週間MVP ア・リーグはウォードが受賞
2025.5.28 07:36 Wednesday
日本時間5月28日、2025年シーズン9週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはテイラー・ウォード(エンゼルス)、ナショナル・リーグは鈴木誠也(カブス)が選出された。ともにキャリア2度目の受賞であり、ウォードは2022年5月以来3年ぶり、鈴木も2022年4月以来3年ぶり。エンゼルスからの選出は2023年9月のルイス・レンヒーフォ以来、カブスからの選出は今年4月のカイル・タッカー以来となった。
現在31歳のウォードは7試合に出場して打率.407(27打数11安打)、4二塁打、1三塁打、3本塁打、12打点、OPS1.382の大活躍。打点、長打(8)、塁打(26)はすべてメジャー1位、得点(9)も同1位タイの数字だった。日本時間5月25日のマーリンズ戦で二塁打を放ち、球団記録を更新する10試合連続長打を達成。10試合連続長打はメジャー全体で見ても2019年4月のアンソニー・レンドン(当時ナショナルズ/現エンゼルス)以来6年ぶりの快挙だった。
現在30歳の鈴木は6試合に出場して打率.480(25打数12安打)、4二塁打、3本塁打、10打点、OPS1.552の好成績をマーク。打率、長打率(1.000)、OPSはいずれもメジャー1位、安打と得点も同1位タイにランクインした。今季はここまでメジャー単独トップの49打点を叩き出しており、「3打点以上かつ複数長打」をメジャー最多タイの5度記録。通算では13度マークしており、これは松井秀喜(元ヤンキースなど)と並んで日本人選手史上2位タイの回数となっている(1位は大谷翔平の29度)。
なお、週間MVPを複数回受賞した日本人選手は大谷(11度)、イチロー(5度)、野茂英雄(4度)、松井(4度)に次いで鈴木が5人目。このほか、吉田正尚、松坂大輔、岩隈久志、佐々木主浩、ダルビッシュ有が1度ずつ受賞している。