メッツ4連勝で今季最多タイの貯金13 初回の2本塁打で逆転勝ち
2025.5.28 11:22 Wednesday
【ホワイトソックス4-6メッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月28日、3連勝中のメッツは本拠地シティ・フィールドでのホワイトソックス3連戦の2戦目を迎え、6対4で逆転勝利。連勝を4に伸ばし、今季最多タイの貯金13となった。メッツ先発のタイラー・メギルは制球に苦しみながらも6回途中4安打2失点で4勝目(4敗)を挙げ、4番手のリード・ギャレットは2セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のジョナサン・キャノンは6回途中9安打5失点で6敗目(2勝)を喫した。
1回表にミゲル・バルガスの8号2ランで先制されたメッツだが、直後の1回裏に反撃を開始。二死1塁から主砲ピート・アロンソの11号2ランで追いつくと、次打者ブレット・ベイティがヒットでつなぎ、ジャレッド・ヤングの1号2ランで一気に勝ち越しに成功した。
3回裏には無死2・3塁のチャンスを作り、マーク・ビエントスはファーストフライに倒れたものの、ジェフ・マクニールの犠飛で1点を追加。7回表にバルガスのタイムリー二塁打などで2点を返され、5対4と1点差に迫られたが、8回裏にフランシスコ・リンドーアのタイムリーで突き放し、6対4で勝利した。
なお、この試合では初回に珍しいシーンがあった。1回裏一死1塁の場面でフアン・ソトの打球を中堅マイケル・A・テイラーが好捕したように見えたが、実際には打球はワンバウンドしていた。しかし、直接捕球されたと判断した一塁走者のブランドン・ニモは一塁ベースに戻り、打者走者のソトはその一塁走者を追い抜いてしまった。これによりソトにはアウトが宣告され、米公式サイト「MLB.com」の公式記録上はファーストライナーという扱いに。メッツにとっては、この走塁ミスが敗戦につながらなかったのは幸いだった。