マリナーズ快勝 ローリー2本塁打で今季19号 リーグ単独トップに浮上
2025.5.28 13:05 Wednesday
【ナショナルズ1-9マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間5月28日、ア・リーグ西地区首位のマリナーズは本拠地T-モバイル・パークでのナショナルズ3連戦がスタート。その初戦は正捕手カル・ローリーが2本塁打を放つ活躍を見せるなど9対1で快勝した。マリナーズ先発の新人右腕ローガン・エバンスが8回88球を投げて被安打4、奪三振4、与四球1、失点1の好投で3勝目(1敗)をマーク。ナショナルズ先発のミッチェル・パーカーは5回途中7安打4失点で降板し、4敗(4勝)を喫した。
マリナーズは1回裏無死1塁からフリオ・ロドリゲスの10号2ラン、ローリーの18号ソロと二者連続アーチが飛び出して3点を先制。4回表にジェームス・ウッドの14号ソロで1点を返されたが、5回裏にローリーが19号ソロを放ち、ローリーはア・リーグの本塁打王争いでアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を抜いて単独トップに立った。
6回裏にロドリゲスのタイムリーなどで3点を追加すると、8回裏にも2点を追加してダメ押し。9対1で快勝して今季30勝に到達し、2位アストロズとの1.5ゲーム差をキープした。
地区首位に立つマリナーズで光っているのがローリーの活躍だ。今季ここまで53試合に出場して打率.258、19本塁打、37打点、5盗塁、出塁率.372、OPS.975を記録。昨季プラチナグラブ賞を獲得したように、守備面での貢献度も非常に高い。米公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、チームの開幕53試合で捕手が19本塁打を放つのはメジャー史上初めてのことだという。捕手史上初となるシーズン50本塁打に向けて、期待は高まるばかりだ。