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スキーンズ4勝目 剛腕の好投をパイレーツ打線が11安打10得点で援護

2025.5.29 09:58 Thursday

【パイレーツ10-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 日本時間5月29日、パイレーツは敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス3連戦の最終戦を迎え、10対1で大勝。敵地での3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。パイレーツ先発のポール・スキーンズは7回途中まで96球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点の好投で4勝目(5敗)を挙げ、今季の防御率は2.15に。ダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンは6回途中6安打6失点(自責点5)と精彩を欠き、7敗目(3勝)を喫した。

 前日に逆転勝利を収めたパイレーツがその勢いのままに剛腕スキーンズを援護した。2回表無死1・3塁からヘンリー・デービスのタイムリーで先制すると、5回表には相手のミスで2点を追加。6回表にはキブライアン・ヘイズのタイムリーでダイヤモンドバックス先発のギャレンをノックアウトし、さらにアイザイア・カイナー=ファレファがタイムリー二塁打、ブライアン・レイノルズがタイムリー三塁打を放つなど一挙5得点のビッグイニングとなった。

 8点の援護をもらったスキーンズは6回裏にエラー絡みで一死1・2塁のピンチがあったものの、エウヘニオ・スアレスとペイビン・スミスを打ち取って無失点。7回裏二死となったところで球数が96球に達して降板したが、球界を代表する剛腕として見事なピッチングを見せた。

 パイレーツはその後、8回表にオニール・クルーズの12号2ランでダメ押し。9回裏にティム・タワに6号ソロを浴びたものの、10対1で大勝した。直近5先発で防御率2.32と好投しながらも0勝3敗に終わっていたスキーンズだが、5月最後の登板で1ヶ月ぶりの白星を手にして、防御率2.15はリーグ3位の好成績となっている。


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