パドレスが最大5点リードから逆転負け 松井裕樹は2/3回を投げて1失点
2025.5.29 10:15 Thursday
【マーリンズ10-8パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間5月29日、3連勝中のパドレスは本拠地ペトコ・パークでのマーリンズ3連戦の最終戦を迎え、一時5点のリードを奪ったものの、8対10で逆転負け。3連戦のスイープを逃し、連勝は3で止まった。マーリンズ4番手のロニー・エンリケスが3勝目(1敗)、5番手のカルビン・フォーシェが3セーブ目を挙げ、パドレス4番手のジェイソン・アダムは今季初黒星(5勝)。なお、パドレスの松井裕樹は3番手として登板し、2/3回を投げて1安打1失点だった。
2回裏にギャビン・シーツのタイムリーで先制したパドレスは、直後の3回表にアグスティン・ラミレスの7号ソロで追いつかれたものの、4回裏にジェイク・クロネンワースの2点タイムリー二塁打、エリアス・ディアスのタイムリー、ルイス・アライズの犠飛、マニー・マチャドのタイムリーで一挙5点を勝ち越し。マーリンズ3連戦のスイープは濃厚かと思われた。
ところが、先発のカイル・ハートが踏ん張れず、5回表にヘスス・サンチェスの4号ソロとラミレスのタイムリーで3点差に。ハートは二死1・2塁となったところで降板し、2番手のデービッド・モーガンがマウンドに上がったが、オットー・ロペスに4号3ランを浴び、試合はあっという間に振り出しに戻った。
パドレスの松井は6対6の同点、6回表二死走者なしの場面で3番手として登板。サンチェスをファーストゴロに打ち取ってこの回を終えると、7回表も続投したが、先頭のハビアー・サノーハに二塁打を浴び、次打者ビクター・メサJr.に送りバントを決められたところで降板した。この走者を4番手のアダムが暴投で生還させたため、松井には4試合ぶりの失点が記録され、今季の防御率は2.74となっている。
1点を勝ち越されたパドレスは、7回裏にシーツの11号2ランで8対7と逆転。ところが、8回表二死満塁からラミレスに2点タイムリーを浴びると、次打者エリック・ワガマンにもタイムリー二塁打を許して追加点を奪われ、8対10で敗れた。
ドジャースが敗れたため、パドレスにとっては首位とのゲーム差を縮めるチャンスだったが、低迷するマーリンズを相手に痛恨の逆転負け。首位ドジャースとの2ゲーム差は変わっていない。