カージナルス逆転勝利でオリオールズ3連戦に勝ち越し 今季最多の貯金8
2025.5.29 11:11 Thursday
【カージナルス6-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間5月29日、カージナルスは敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのオリオールズ3連戦の最終戦を迎え、6対4で逆転勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、今季最多の貯金8となった。カージナルス3番手のジョン・キングが2勝目(0敗)を挙げ、6番手のライアン・ヘルズリーは12セーブ目を記録。オリオールズ先発のケイド・ポビッチは5回途中8安打5失点と踏ん張れず4敗目(1勝)を喫した。
1勝1敗で迎えた3連戦の最終戦。試合序盤に主導権を握ったのはオリオールズだった。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスを攻め、2回裏にジャクソン・ホリデイのタイムリー二塁打などで3点を先制。4回表にジョーダン・ウォーカーのタイムリーで2点を返されたが、4回裏にディラン・カールソンがタイムリーを放ち、4対2とリードを広げた。
しかし、カージナルスが5回表に反撃。1番からの好打順となったこの回、先頭のラーズ・ヌートバーが二塁打を放ってチャンスメイクすると、メイソン・ウィンのタイムリー二塁打で1点差とし、さらにナ・リーグ最多安打を誇るブレンダン・ドノバンがライトへの4号2ランを放って逆転に成功した。
カージナルスはその後、7回表にイバン・ヘレーラのタイムリー二塁打で1点を追加。先発のマイコラスは4回9安打4失点と役割を果たせなかったが、5人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えてオリオールズの反撃を封じ、6対4で勝利した。