カブスがロッキーズ3連戦をスイープ 鈴木は先制打を放ち51打点目
2025.5.29 11:26 Thursday
【ロッキーズ1-2カブス】@リグレー・フィールド
日本時間5月29日、3連勝中のカブスは本拠地リグレー・フィールドでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、ロースコアの接戦の末に2対1で勝利。3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、今季最多の貯金14となった。カブス先発のマシュー・ボイドが6回4安打1失点(自責点0)で5勝目(2敗)、4番手のダニエル・パレンシアが4セーブ目を挙げ、ロッキーズ先発のタナー・ゴードンは2敗目(1勝)。カブスの鈴木誠也は先制のタイムリー二塁打で勝利に貢献し、今季51打点でメジャー単独トップをキープしている。
カブスは1回裏一死1塁から鈴木のタイムリー二塁打で1点を先制。4回裏にはピート・クロウ=アームストロングが低めの難しいボールをライトスタンドに運ぶ15号ソロを放ち、2対0とリードを広げた。クロウ=アームストロングはこの一打で今季50打点に到達。また、今季メジャー最速で15本塁打&15盗塁を達成している。
カブス先発のボイドは6回表に自らの牽制悪送球もあって一死3塁のピンチを招き、タイラー・フリーマンの犠飛で1点を失ったものの、6回4安打1失点(自責点0)の好投。7回以降はライアン・ブレイジャー、ブラッド・ケラー、パレンシアとつなぎ、1点のリードを守り抜いた。
カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、初回に先制のタイムリー二塁打を放って3打数1安打1打点1四球。連続試合安打を9に伸ばし、今季の打撃成績は打率.273、OPS.902となった。今日の試合でクロウ=アームストロングとラファエル・デバース(レッドソックス)が50打点に到達したが、鈴木は51打点に伸ばし、メジャー単独トップの座をキープしている。
敗れたロッキーズは5連敗。今季9勝47敗となり、まだ10勝目を挙げることができていない。勝率.161でシーズン26勝136敗ペースだ。