エンゼルス・菊池雄星 5回1失点の力投も5敗目 チームは5連敗
2025.5.29 13:29 Thursday
【ヤンキース1-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間5月29日、4連敗中のエンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのヤンキース3連戦の最終戦を迎え、0対1で完封負け。8連勝の直後に5連敗を喫し、借金5となった。ヤンキース先発のクラーク・シュミットが6回4安打無失点で2勝目(2敗)を挙げ、4番手のマーク・ライターJr.は2セーブ目を記録。エンゼルス先発の菊池雄星はアーロン・ジャッジに対する2度の敬遠を含め、5つの四球を与えながらも5回4安打1失点と力投したが、5敗目(1勝)を喫した。
今季12度目の先発登板となった菊池は、初回先頭のポール・ゴールドシュミットに二塁打を浴び、一死2塁となったところで強打者ジャッジを敬遠。このあと、コディ・ベリンジャーに四球を与えて一死満塁とピンチを広げ、アンソニー・ボルピーの犠飛で先制点を献上した。
2回表には二死2・3塁の場面でジャッジを再び敬遠。今度はベリンジャーをレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。3回表も四球絡みで一死2塁のピンチとなったが、後続を打ち取って無失点に抑え、4回表と5回表はいずれも三者凡退。球数が多くなり、5回93球を投げて被安打4、奪三振4、与四球5という内容で降板したが、ヤンキースの強力打線に1点しか与えなかった。
しかし、エンゼルス打線が菊池を最後まで援護できず、0対1で完封負け。チームは5連敗となり、菊池には5敗目が記録された。なお、今季の防御率は3.06に向上し、ア・リーグ15位にランクインしている。