ブレーブス・セールが６回無失点の好投　現役４人目の通算2500Ｋを達成

2025.5.30 10:50 Friday

ダブルヘッダー第２試合【ブレーブス９－３フィリーズ】＠シチズンズバンク・パーク

　日本時間５月30日、ブレーブス対フィリーズのダブルヘッダー第２試合はクリス・セールとザック・ウィーラーという好投手同士の投げ合いに。白熱の投手戦が期待されたが、ブレーブスがウィーラーを攻略して９対３で快勝し、３連戦のスイープ負けを回避した。ブレーブス先発のクリス・セールは６回２安打無失点の好投で３勝目（３敗）を挙げ、現役４人目の通算2500奪三振も達成。ウィーラーは６回途中４安打６失点で降板し、２敗目（６勝）を喫した。

　両軍無得点で迎えた４回表、ブレーブスは一死から連打で２・３塁のチャンスを作り、オースティン・ライリーのタイムリー二塁打で２点を先制。次打者オジー・オルビーズには６号２ランが飛び出し、フィリーズ先発の好投手ウィーラーから一挙４点を先制した。

　６回表には２つの四球とマイケル・ハリス２世の内野安打で二死満塁とし、ルーク・ウィリアムスのタイムリーで２点を追加。５回まで無失点に抑えていたセールは、６回裏をサードライナー、見逃し三振、空振り三振で三者凡退に抑え、この試合８つ目の奪三振で通算2500奪三振のマイルストーンに到達した。現役ではジャスティン・バーランダー（3457）、マックス・シャーザー（3408）、クレイトン・カーショウ（2974）に次いで４人目、メジャー歴代でも40人目の快挙となった。通算2026イニングでの達成は史上最速である。

　ブレーブスは７回表にライリーが９号２ランを放ち、８対０と大量リード。３番手のマイケル・ピーターセンが８回裏に一死２・３塁のピンチを招き、エドムンド・ソーサのタイムリーなどで２点を失ったものの、９回表に１点を追加し、９回裏に１点を返されたが、９対３で同地区ライバルのフィリーズを破った。