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ナショナルズの左腕ゴアが今季メジャー一番乗りで100奪三振に到達

2025.5.30 13:48 Friday

【ナショナルズ9-3マリナーズ】延長10回@T-モバイル・パーク

 日本時間5月30日、ナショナルズは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ3連戦の最終戦を迎え、延長戦の末に9対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。ナショナルズ4番手のホセ・A・フェレアが打者5人をパーフェクトに抑える好リリーフで2勝目(2敗)をマーク。マリナーズ6番手のコリン・スナイダーは一死しか取れず4安打7失点(自責点5)と炎上し、今季初黒星(1勝)を喫した。

 延長10回表に一挙7得点のビッグイニングを作ったナショナルズだが、この試合の主役は先発したマッケンジー・ゴアだろう。今季ハイペースで三振を奪い続けている26歳の左腕は、6回までに95球を投げ、被安打4、奪三振8、無四球、無失点という快投を披露。6回裏にフリオ・ロドリゲスから奪った空振り三振で今季メジャー一番乗りとなる100奪三振に到達し、ランディ・アロザレーナからも空振り三振を奪って101に伸ばした。

 6回表にジェームス・ウッドのタイムリー二塁打で2点を先制してゴアを援護したナショナルズだったが、7回裏にレオディ・タベラスとベン・ウィリアムソンの連続タイムリーで追いつかれ、ゴアの3勝目は消滅。しかし、10回表にジョシュ・ベルの8号3ランなどで一挙7得点のビッグイニングを作り、10回裏に1点を返されたものの、9対3で勝利した。

 ゴアは今季ここまで12試合に先発し、防御率3.16、奪三振率13.30を記録。故障なく200イニング前後を投げることができれば、シーズン300奪三振に届く計算となる。シーズン300奪三振は2019年のゲリット・コールとジャスティン・バーランダー(ともに当時アストロズ)が最後。プロ入り時からトップ・プロスペクトとして注目されてきた左腕はメジャー6年ぶりの大台到達なるか、今後のピッチングにも注目だ。


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