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ドジャースの救援右腕フィリップスがトミー・ジョン手術 今季全休へ

2025.5.31 11:19 Saturday

 日本時間5月31日、ドジャースの救援右腕エバン・フィリップスがトミー・ジョン手術を受け、今季絶望となることを米公式サイト「MLB.com」などが報じた。フィリップスは5月上旬に右前腕の違和感を訴えて故障者リストに。早期復帰を見込まれていたが、結果的に最悪のシナリオを迎えることになった。

 30歳のフィリップスは、2021シーズン途中にドジャースに加入してから、ドジャースブルペンの中心的存在だった。昨季も61登板をこなして防御率3.62、18セーブを挙げ、チームの世界一に貢献。今季も7登板で防御率0.00の好成績をマークしていた。

 しかし、フィリップスは8日に右前腕の違和感で15日間の故障者リスト入り。チームは当初、15日間での復帰を期待していたが、フィリップスの右ひじから炎症が発見された。それを受け、フィリップスと球団はPRP注射ではなく、トミー・ジョン手術を決断。フィリップスは2025年シーズンを欠場するだけでなく、2026年シーズンも長期間欠場することとなる。

 ドジャースブルペンはすでに5人の重要なリリーフ投手を失っている。ブレイク・トライネンは復帰未定、ブラスター・グラテロルは後半戦まで欠場予定と長引きそうだが、マイケル・コペックとカービー・イェーツはリハビリが進み、復帰も近いとみられている。さらにドジャースはレッズから救援右腕アレクシス・ディアスをトレードで獲得。フィリップス離脱の穴を埋める術はありそうだ。

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