レッズの左腕アボットがカブス打線を圧倒 5月は6先発で防御率0.55
2025.5.31 12:01 Saturday
【レッズ6-2カブス】@リグレー・フィールド
日本時間5月31日、ナ・リーグ中地区首位のカブスと同4位のレッズによる3連戦がスタート。初戦はレッズ先発のアンドリュー・アボットが7回1安打無失点の快投を見せ、無傷の5勝目をマークした。一方のカブス先発のコリン・レイは3本塁打を浴びて、2敗目(3勝)を喫した。鈴木誠也は4打数1安打に終わった。
レッズは初回、TJ・フリードルの先頭打者弾、そしてギャビン・ラックスのタイムリーで2点を先制する。そして4回にはタイラー・スティーブンソンが、6回にはジェイク・フレイリーがそれぞれ2ラン本塁打を放ち、リードを6点に拡大する。
前回登板でもカブス打線を1失点に抑えたアボットは、今日も絶好調。7回を投げて被安打わずか1、8奪三振、1四球、失点ゼロの圧巻の好投を見せた。アボットは5月に6試合に先発し、メジャー1位の防御率0.55をマーク。これは1912年以降、レッズの投手として史上3番目の月間防御率だ。
カブス打線はアボット降板後、2番手のトニー・サンティヤンを攻め、2点を返した。しかし、レッズはグラハム・アッシュクラフト、エミリオ・パガンをピンチで投入し、反撃の芽を摘んだ。レッズは6対2でカブスを下し、29勝29敗と勝率を5割に戻した。
カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場。第1打席は見逃し三振、第2打席はレフトフライ、第3打席はセンターフライ、第4打席に今季17本目の二塁打が飛び出した。4打数1安打で今日を終えた鈴木は、シーズン成績が打率.272、OPS.900となっている。