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組織の心臓・トラウトが復帰 エンゼルスは投打かみ合い連敗ストップ

2025.5.31 13:29 Saturday

【エンゼルス4-1ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド

 日本時間5月31日、エンゼルスはマイク・トラウトの復帰戦に4対1で勝利した。先発ホセ・ソリアーノが6回無失点の好投で4勝目(5敗)をマークし、打線もホルヘ・ソレアが2打点2得点の活躍で牽引。ガーディアンズは先発のルイス・L・オルティスが6回1失点と好投したが、援護がなく6敗目(2勝)を喫した。トラウトは4打数1安打だった。

 エンゼルスは2回、一死1・2塁で7番ジョー・アデルがタイムリーを放ち、1点を先制。その後はエンゼルス先発のソリアーノ、ガーディアンズ先発のオルティスが好投を見せ、1対0のまま試合は7回に突入する。

 7回、エンゼルスは先頭のスコット・キンガリーが二塁打で出塁し、二死3塁となってからパスボールの間に得点。さらに二死1・2塁となってから4番ソレアがタイムリーを放ち、3対0とリードを広げた。ソレアは9回にもダメ押しの8号ソロを放ち、エンゼルスの4対1での逃げ切りに貢献している。

 ドジャース、アスレチックスなどを相手に8連勝を記録したエンゼルスは、その後ヤンキースなどを相手に5連敗を喫して調子を落とした。しかし、今日は強豪ガーディアンズを相手に投打かみ合った勝利を挙げ、連敗をストップ。トラウトの復帰をきっかけとして、再浮上を期す。

 精神的支柱であるマイク・トラウトの復帰は、チームに大きな影響をもたらすだろう。トラウトは「骨挫傷は厄介で、痛みが出るのは分かっている」と完治ではないことを示唆したものの、戦列に復帰。トラウト離脱時にチームを牽引したローガン・オホッピーは「マイクはチームやクラブハウスのみならず、この組織の心臓なんだ」と語り、その復帰を喜んだ。


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