メッツ・千賀が7回途中2失点の好投 6勝目を挙げ防御率1.60
2025.6.1 11:06 Sunday
【ロッキーズ2-8メッツ】@シティ・フィールド
日本時間6月1日、メッツの千賀滉大がロッキーズ戦に先発し、7回途中2失点の好投でチームを勝利に導いた。千賀の好投に応え、打線もフアン・ソトの本塁打などで8得点を叩き出して援護。千賀は防御率を1.60に下げて6勝目(3敗)を挙げた。一方のロッキーズは先発のアントニオ・センザテラが10敗目(1勝)を喫し、チームとしても9勝49敗でシーズン50敗にリーチがかかってしまった。
千賀は初回、2番エゼキエル・トーバーに3号ソロを被弾し、1点を先制される。しかし、それ以降は三振と凡打の山を築き、2~6回まで三者凡退。7回に2四球を与え、タイムリーを浴びて2点目を許したところで降板となった。それでも千賀は6回1/3を2失点2安打2四球7奪三振の快投。防御率は1.60の高水準を維持し、いまだ山本由伸(ドジャース)を上回ってナ・リーグ1位に君臨している。
メッツ打線もエースを援護。1点を先制されて迎えた初回、ブレット・ベイティが満塁から走者一掃の三塁打を放ってあっさりと逆転する。そして4回にはブランドン・ニモとフアン・ソトが2者連続本塁打を放ち、リードを7対1に拡大。千賀が2点目を失った後の8回にも、ジェフ・マクニールが3号ソロを放ってダメ押しした。
連勝中のメッツは、首位フィリーズの3連敗に乗じてナ・リーグ東地区の首位に浮上。一方のロッキーズはメッツへの連敗で、昨季から続くシリーズ連続負け越しが22に伸びた。不名誉なメジャー記録はどこまで続いてしまうのだろうか。