マリナーズの有望株ヤングがサヨナラ打 初陣でチームを勝利に導く
2025.6.1 12:27 Sunday
【ツインズ4-5xマリナーズ】延長11回@T-モバイル・パーク
日本時間6月1日、今日がデビュー戦の有望株コール・ヤングがサヨナラ打を放ち、マリナーズを勝利に導いた。マリナーズは前日に続き、またしても最終回にリードを追いつかれ、延長戦に突入。延長11回一死3塁のチャンスで、打席には今日がデビュー戦のヤング。ヤングが一塁前方に放ったゴロで三塁走者が本塁に生還し、マリナーズはサヨナラ勝利を収めた。ツインズは粘りを見せるも一歩及ばず。また、マリナーズのカル・ローリーは大谷翔平に並ぶ22号本塁打を放っている。
ツインズは2回、5番マット・ウォルナーの2号3ランとバイロン・バクストンのタイムリーで3点を先制。マリナーズ先発のブライス・ミラーの出足を挫いた。一方のマリナーズも3回にローリーが連日の22号2ランを放ち、1点差に詰め寄った。マリナーズはなおもツインズ先発のベイリー・オーバーを攻め、5回無死1・3塁のチャンスを作る。しかし、ここはツインズの2番手ルイス・バーランドがローリー、フリオ・ロドリゲスを連続三振に打ち取り、無失点で切り抜けた。
1点を追うマリナーズは7回、ツインズの4番手ホルヘ・アルカラからJ・P・クロフォードが逆転の5号2ランを放ち、4対3と試合をひっくり返す。マリナーズは8回に無死1・2塁のピンチを背負ったがゼロで切り抜け、4対3と1点リードのまま最終回を迎えた。逃げ切りたいマリナーズだったが、一死からカルロス・バルガスが投手ゴロの処理を誤り、悪送球で一死3塁のピンチを招く。前日も最終回に同点タイムリーを放ったトレバー・ラーナックが打席に入ると、あっさりと2球目をライトへの同点タイムリーに。試合は4対4の振り出しに戻った。
その後は互いに勝負を決められるチャンスを逸し、試合は同点のまま11回裏に突入。一死3塁で打席には21歳のコール・ヤングが入った。ヤングは追い込まれながら5球目のスプリッターをコンタクトし、内野ゴロに。これで三塁走者が生還し、期待の有望株ヤングは初戦からチームのヒーローとなった。