パイレーツがパドレスに完封勝利 松井は一死も奪えず4連打で2失点
2025.6.1 13:28 Sunday
【パイレーツ5-0パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間6月1日、先発ベイリー・フォルターの好投と打線の健闘で、パイレーツがパドレスを下した。3連戦の戦績は1勝1敗のタイとなっている。パイレーツは先発のフォルターが7回途中1失点の好投で、今季4勝目(3敗)。打線もアンドリュー・マカッチェンの2得点1打点の活躍もあり、パドレス先発のディラン・シースに今季4敗目(1勝)をつけた。パドレスの松井裕樹は一死も奪えず、4連打を浴びて2失点を許した。
パイレーツは初回、ブライアン・レイノルズが無死1・2塁からタイムリーを放ち、幸先よく先制。4回にはキブライアン・ヘイズもタイムリーを放ち、2点目を加えた。そして5回先頭のマカッチェンが高く浮いたスライダーを逃さず、4号ソロを放つと、この回限りでシースを降板させる。
パイレーツ先発のフォルターは素晴らしい投球を披露。三振はわずかに1つだったが、四球も1つ、安打も2本しか許さなかった。腕を長く広げるエクステンションが大きいフォームを活かしてタイミングを外し、パドレス打線を無失点に抑えた。
7回一死走者なし、3点ビハインドの場面でパドレスは3番手に松井裕樹を投入。松井はパイレーツの上位打線と対し、いきなり4連打を浴びてしまう。最後は不運な安打も絡み、松井は一死も奪えずに2失点。防御率は3.52に上がってしまった。ダメ押しに成功したパイレーツは5対0にリードを広げ、そのリードを難なく守り抜いて逃げ切った。