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ナショナルズが一死を取られる前に9得点 猛攻でDバックスを下す

2025.6.1 14:15 Sunday

【ナショナルズ11-7ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

 日本時間6月1日、ナショナルズが電光石火の猛攻でダイヤモンドバックスに対して大量得点を挙げ、11対7で勝利した。ナショナルズは初回、一死を取られる前に9得点。ダイヤモンドバックス先発のブランドン・ファートを一死も取らせないままノックアウトし、今季4敗目(7勝)をつけた。ナショナルズ先発のマイク・ソロカは6回途中4失点と試合を壊さず、今季2勝目(3敗)をゲット。1個目のアウトを取られる前に9得点を挙げるのは、ナショナル・リーグでは1948年以来の出来事だった。

 ナショナルズは初回、9本の長短打と3個の四死球を集め、1個目のアウトを取られる前に9得点。ダイヤモンドバックス先発のファートは8失点目を喫したところで降板となり、2番手スコット・マクガフもその回2失点を許した。1個目のアウトを取られる前に記録した得点数では、今日のナショナルズの9得点は史上2番目の記録。ナショナル・リーグでは1948年のフィリーズ以来、最多のリーグ記録となった。

 ナショナルズは2回にも1点を加え、11得点をマーク。先発のソロカはジョシュ・ネイラーに2ラン本塁打、ペイビン・スミスにタイムリー三塁打を浴びて4失点を喫したが、それでも試合は壊さず。2番手ジャクソン・ラトレッジは、ランドール・グリチックの2ラン本塁打を含む3失点を喫したが、ダイヤモンドバックスの反撃はそこまで。その後もチャンスを作りはしたが、序盤の大量失点が尾を引いた。

 ダイヤモンドバックスは4連敗を喫し、27勝31敗に成績が低下。コービン・キャロルらを擁する打線の実力は周知の通りだが、ブルペンのクオリティがアキレス腱となっている。ブルペンのクオリティが低調な要因の1つには、先発投手が長いイニングを投げられないことによる負担過多があるが、今日の試合ではまさにその課題が露呈してしまった。


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