English Español 韓国語

レンジャーズがカージナルス3連戦に勝ち越し デグロム好投で5勝目

2025.6.2 07:36 Monday

【カージナルス1-8レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

 日本時間6月2日、レンジャーズは本拠地グローブライフ・フィールドでのカージナルス3連戦の最終戦を迎え、8対1で快勝。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、借金を1つ減らして2とした。レンジャーズ先発のジェイコブ・デグロムは6回81球を投げて被安打4、奪三振4、与四球3、失点1と好投し、5勝目(2敗)をマーク。カージナルス先発のエリック・フェディは6回4安打2失点で5敗目(3勝)を喫した。

 デグロムは初回先頭のラーズ・ヌートバーに四球を与えると、そこから二死2塁のピンチとなり、ウィルソン・コントレラスにタイムリーを浴びて先制点を献上。しかし、2回裏にジョシュ・スミスの2点タイムリー二塁打で逆転してもらうと、4回表二死1・2塁のピンチを空振り三振で切り抜けるなど要所を締め、カージナルスにさらなる得点を与えないまま6イニングを投げ抜いた。

 レンジャーズは7回裏一死満塁からワイアット・ラングフォードの犠飛で貴重な追加点をゲット。8回裏にはジェイク・バーガーのタイムリー二塁打、ジョナ・ハイムの犠飛、サム・ハガーティのスクイズ、スミスの5号2ランで一挙5点を追加し、勝利を決定づけた。

 前回登板でキャリア初の「奪三振ゼロ」に終わったデグロムはグラブを変更。今日も6イニングを投げて奪三振は4つだけとやや物足りなかったが、それでも6回4安打1失点の好投で5勝目を挙げ、今季の防御率は2.34に向上した。「初回は苦しかったけど、なんとか修正して、最後のイニングが一番良かったと思う」と自身のピッチングを振り返ったデグロム。ブルース・ボウチー監督も「また素晴らしい仕事をしてくれた」と元サイ・ヤング賞右腕の好投を称えた。


spotvnow