オリオールズが今季初のスイープ達成 41歳・モートンが好投で2勝目
2025.6.2 08:08 Monday
【ホワイトソックス2-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間6月2日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのホワイトソックス3連戦の最終戦を迎え、接戦の末に3対2で勝利。今季初のスイープを達成し、借金を14に減らした。オリオールズ先発のチャーリー・モートンは6回2/3を投げて被安打6、奪三振7、与四球1、失点1(自責点0)の好投で2勝目(7敗)をマーク。4番手のブライアン・ベイカーが今季初セーブを挙げ、ホワイトソックス先発のエイドリアン・ハウザーは7回途中8安打3失点で今季初黒星(1勝)を喫した。
オリオールズは3回裏に無死2・3塁のチャンスを作り、ラモン・ウリアスのタイムリーとライアン・オハーンの犠飛で2点を先制。6回表に二塁ジャクソン・ホリデイのタイムリーエラーで1点を返されたものの、6回裏にディラン・カールソンがタイムリー二塁打を放ち、3対1とリードを広げた。
オリオールズ先発のモートンは7回表二死までにちょうど100球を投げ、6安打1失点(自責点0)に抑える好投を披露。降板直後、2番手のグレゴリー・ソトがマイク・トークマンに2号ソロを浴びて1点差に詰め寄られたが、ソトからアンドリュー・キットリッジ、ベイカーとつなぎ、1点のリードを死守して今季初のスイープを達成した。
直近8試合で6勝2敗と持ち直しているオリオールズだが、その原動力は同期間中に防御率2.09を記録している先発投手陣。モートンは現在41歳で、「自責点0に抑えた先発投手」としてはボルティモア移転後の球団最年長記録を更新した。まだ借金14と苦しい戦いが続くものの、巻き返しを図る6月は白星スタート。トレード市場で売り手に回る可能性が高まっているが、6月の戦い次第では売り手に回ることを回避できる可能性もあり、今後1ヶ月の戦いぶりが注目される。