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ブリュワーズ7連勝 敵地フィラデルフィアでのスイープは10年ぶり

2025.6.2 08:23 Monday

【ブリュワーズ5-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

 日本時間6月2日、ブリュワーズは敵地シチズンズバンク・パークでのフィリーズ3連戦の最終戦を迎え、5対2で逆転勝利。連勝を7に伸ばし、今季最多の貯金4となった。ブリュワーズ2番手のニック・ミアーズが今季初勝利(0敗)を挙げ、5番手のトレバー・メギルは11セーブ目を記録。フィリーズは守備のミスもあって投手陣が踏ん張り切れず、2番手のオライオン・カークリングは2敗目(4勝)を喫した。

 1回表に死球を受けたクリスチャン・イェリッチが早々に交代するアクシデントがあったブリュワーズは、1回裏にJ・T・リアルミュートのタイムリーで先制を許し、2回裏にはカイル・シュワーバーのタイムリーで追加点を献上。7連勝を目指す一戦は2点を追う展開となった。

 しかし、5回表に1点を返すと、7回表には二死1・3塁から遊撃トレイ・ターナーのタイムリーエラーで同点に。さらにジェイク・バウアーズに2点タイムリー二塁打が飛び出し、4対2と逆転に成功した。9回表にブライス・トゥラングのタイムリーで追加点を奪い、5対2で勝利。鮮やかな逆転勝ちでフィリーズ3連戦をスイープし、連勝を7に伸ばした。

 ブリュワーズが敵地フィラデルフィアでフィリーズをスイープするのは、2015年6月29~7月2日(現地時間)以来、実に10年ぶりのこと。パット・マーフィー監督は「良いチームであるためには、試合を通して粘り強く戦い続け、チャンスを逃さないことが大切。フィリーズは本当に強く、ナ・リーグで最高の成績を収めているチームの1つだ。(スイープを達成できたのは)本当に良かった」と強豪フィリーズを相手に粘り強く戦い抜いた選手たちを称えていた。


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