トラウトが代打でタイムリー放つもエンゼルス敗れる 連敗で借金6に
2025.6.2 08:41 Monday
【エンゼルス2-4ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間6月2日、エンゼルスは敵地プログレッシブ・フィールドでのガーディアンズ3連戦の最終戦を迎え、追い上げ及ばず2対4で敗戦。3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、借金6となった。ガーディアンズ先発のギャビン・ウィリアムスが7回途中1安打2失点(自責点0)で5勝目(3敗)を挙げ、4番手のエマニュエル・クラセは13セーブ目を記録。エンゼルス先発のジャック・コハノウィッツは4回途中5安打4失点で降板し、7敗目(3勝)を喫した。
8連勝が止まったあと、7試合で1勝6敗と苦しい戦いが続いているエンゼルス。今日も先発のコハノウィッツが3回裏にスティーブン・クワンの犠飛で先制点を献上し、4回裏にはホセ・ラミレスの11号ソロとノーラン・ジョーンズの2点タイムリーでリードを広げられるなど、劣勢での戦いを強いられた。
打線は6回表二死からザック・ネトがようやくチーム初安打。7回表にはエラー絡みで二死1・2塁のチャンスを作り、ルイス・レンヒーフォと代打マイク・トラウトの連続タイムリーで2点を返したが、チーム全体でヒットはわずか3本しかなく、反撃及ばず2対4で敗れた。
エンゼルスは7回表に2点差に詰め寄った直後、二死1・2塁の場面でヨアン・モンカダを代打に起用したが、モンカダはダグアウト内でヘルメットが見つからず、打席に入るのが遅れた。ピッチクロック違反で自動ストライクが宣告されたものの、モンカダ自身は気付いていなかったのか、カウント1-2からのチェンジアップを見送り、あっさり見逃し三振に。ロン・ワシントン監督は「彼は(自動ストライクを取られたことを)理解していなかったのだと思う」と語り、モンカダ自身も「(自動ストライクには)気付いていなかった」と認めた。