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アストロズ・ブラウンが6回1安打無失点 メジャー単独トップの8勝目

2025.6.2 09:27 Monday

【レイズ0-1アストロズ】@ダイキン・パーク

 日本時間6月2日、アストロズは本拠地ダイキン・パークでのレイズ4連戦の最終戦を迎え、1対0で完封勝ち。4連戦を2勝2敗で終え、ア・リーグ西地区首位のマリナーズとの0.5ゲーム差をキープした。アストロズ先発のハンター・ブラウンが6回1安打無失点でメジャー単独トップの8勝目(3敗)を挙げ、4番手のジョシュ・ヘイダーは15セーブ目を記録。レイズ先発のタジ・ブラッドリーは7回3安打1失点(自責点0)の好投を見せたが、5敗目(4勝)を喫した。

 アストロズは1回裏先頭のジェレミー・ペーニャが三塁ジュニア・カミネロのエラーで出塁し、二死2塁からクリスチャン・ウォーカーのタイムリーで先制。レイズ先発のブラッドリーの前に10個の三振を喫するなど、2回以降は得点を奪うことができなかったが、この1点が決勝点となって1対0の完封勝利を収めた。

 先発のブラウンは4つの四球を与えるなど、制球がややバラついたものの、6回93球を投げて被安打1、奪三振5、無失点という好投。7回以降はブライアン・キング、ブライアン・アブレイユ、守護神ヘイダーとつなぎ、レイズ打線に最後まで得点を与えなかった。

 現在26歳のブラウンはメジャー4年目の今季、ここまで12先発で8勝3敗、防御率1.83、84奪三振という好成績をマーク。ブラッドリーとの投手戦を制し、最多勝争いでメジャー単独トップに立った。ジョー・エスパーダ監督は「相手のブラッドリーも素晴らしいピッチングをしていた。まさに投手戦だったと思う」と相手投手も称えつつ「彼がオールスターに選ばれるかと聞かれたら、その答えはイージーな『イエス』だ」と語り、飛躍のシーズンを過ごしているブラウンの活躍を称賛した。


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