ドジャース・大谷が自身6度目の月間MVP ヤンキース・ジャッジも受賞
2025.6.4 08:39 Wednesday
日本時間6月4日、5月の各賞受賞者が発表された。月間最優秀選手はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)と大谷翔平(ドジャース)、月間最優秀投手はクリス・ブービッチ(ロイヤルズ)とロビー・レイ(ジャイアンツ)、月間最優秀新人はジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス)とドレイク・ボールドウィン(ブレーブス)、月間最優秀救援投手はヨアン・デュラン(ツインズ)とエドウィン・ディアス(メッツ)が選出されている。
ジャッジは26試合で打率.364、11本塁打、18打点、1盗塁、出塁率.453、OPS1.251という素晴らしい活躍を見せ、自身11度目の月間MVPに輝いた。3~4月に続いて2ヶ月連続の受賞となり、ヤンキースからの直近9度の選出はいずれもジャッジが受賞したもの。11度はバリー・ボンズの13度に次ぐ歴代2位の受賞回数となっている。
大谷は27試合で打率.309、15本塁打、27打点、2盗塁、出塁率.398、OPS1.180とアーチを量産。月間15本塁打は球団タイ記録となり、キャリア2度の月間15本塁打を記録するのはメジャー史上8人目の快挙だった。大谷が月間MVPに選ばれるのは6度目で、自身が持つ日本人選手最多記録をさらに更新している。
ブービッチは5先発で32回1/3を投げて3勝0敗、防御率0.56、33奪三振、WHIP0.87と見事なパフォーマンス。その活躍が認められ、自身初の月間MVPに輝いた。
レイは6先発で39イニングを投げて4勝1敗、防御率1.38、45奪三振、WHIP0.87の好成績をマーク。サイ・ヤング賞に輝いた2021年の8月以来4年ぶり2度目の月間MVPとなった。
ウィルソンは27試合に出場して打率.368、4本塁打、16打点、3盗塁、出塁率.437、OPS.975と新人離れした活躍を披露。日本時間6月3日が終了した時点でメジャー3位の打率.355をマークするなど、らしさを発揮している。
ボールドウィンは19試合に出場して打率.389、3本塁打、9打点、0盗塁、出塁率.411、OPS1.004と持ち前の好打を遺憾なく発揮。キム・ヘソン(ドジャース)らとの争いを制して受賞した。
デュランは15試合に登板して15イニングを投げ、4勝1敗7セーブ、防御率0.60、20奪三振、WHIP1.13を記録して月間最優秀救援投手を初受賞。今季は100マイル以上を102度計測しており、これはメイソン・ミラー(アスレチックス)とハンター・グリーン(レッズ)に次ぐメジャー3位の数字である。
ディアスは11試合に登板して11回1/3を投げ、1勝0敗5セーブ、防御率0.00、14奪三振、WHIP0.62とほぼ完璧なピッチング。自身9度目の受賞となった。