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Dバックスに痛手 大型契約で加入のバーンズが右ひじの炎症でIL入り

2025.6.4 09:13 Wednesday

 日本時間6月4日、ダイヤモンドバックスは今季大型契約で加入したコービン・バーンズを右ひじの炎症で15日間の故障者リストに登録したことを発表した。バーンズは日本時間6月2日のナショナルズ戦に先発したが、右ひじの張りを訴えて5回途中で降板。「痛みはなかったが、張りを感じた」と語ったバーンズは、最後の打者となったCJ・エイブラムスと対戦した際に、カッターの球速が90~91マイルまで低下するなど、明らかに投球に異変が生じていた。

 トーリ・ロブロ監督によると、バーンズはMRI検査を受けたものの、まだ結果が出ていないという。「複数の医師によってMRI検査が行われた。彼はロサンゼルスに移動し、さらに検査を受ける予定だ」とロブロ監督。バーンズはロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師による診察を受け、セカンドオピニオンを求める方針のようだ。

 現在30歳のバーンズは2021年にサイ・ヤング賞を受賞するなどブリュワーズのエースとして活躍し、オリオールズに移籍した昨季は自己最多の15勝をマーク。シーズン終了後にFAとなり、6年2億1000万ドルの大型契約でダイヤモンドバックスに加入した。今季はここまで11試合に先発して64回1/3を投げ、3勝2敗、防御率2.66、63奪三振を記録している。

 地区4位からの巻き返しを図るダイヤモンドバックスにとって、バーンズの離脱が大きな痛手となることは間違いない。なお、バーンズ不在のあいだ、昨季10勝を挙げながらも今季はリリーフでの登板が増えていたライン・ネルソンがローテーション入りするようだ。ネルソンは今季13試合(うち3先発)に登板して42イニングを投げ、2勝1敗1セーブ、1ホールド、防御率3.43、35奪三振を記録。バーンズ離脱の穴をカバーする働きが期待される。


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