ドジャースがウレーニャとメジャー契約へ　通算44勝のベテラン右腕

2025.6.4 09:59 Wednesday

　日本時間６月４日、ドジャースが右腕ホセ・ウレーニャをメジャー契約で獲得することが明らかになった。現在33歳のウレーニャは今季メッツとブルージェイズで合計７試合に登板。５月末にブルージェイズをDFAとなり、その後ＦＡとなっていた。ドジャースは今季も投手陣に故障者が続出。他球団から放出された選手をかき集めてやりくりしており、今度はメジャー通算44勝の実績を誇るウレーニャに白羽の矢が立ったようだ。

　ウレーニャはマーリンズ時代の2017年に14勝をマークした実績を持つベテラン右腕。近年は先発とリリーフを兼任する「スイングマン」としての起用が増えており、昨季はレンジャーズで33試合（うち９先発）に登板して５勝８敗１セーブ、１ホールド、防御率3.80とまずまずの活躍を見せた。

　今季はメッツとマイナー契約を結び、４月下旬にメジャー昇格を果たしたが、初登板で３回７安打５失点に終わると、１試合に投げただけでDFAに。一旦ＦＡとなり、メジャー契約でブルージェイズに加入して６試合（うち２先発）で防御率3.65とまずまずのピッチングを見せたものの、５月末にDFAとなり、再びＦＡとなっていた。

　なお、ドジャースはウレーニャ獲得に伴い、ロースターの40人枠を空けるために捕手のチャッキー・ロビンソンをDFAとする見込み。ロビンソンは日本時間６月１日にウエーバーでエンゼルスから加入したばかりだが、ドジャースでメジャー昇格の機会を得られないまま、ロースターの40人枠から外されることが確実となった。